AIロープレの料金比較|価格表より先に「費用に含まれる範囲」を確認する
AIロープレの料金は個別見積りが中心で、価格表を公開しているサービスはほとんどありません。2026年7月時点の各社の料金公開状況と、見積り前に確認したい費用項目を整理しました。

AIロープレの導入を検討して料金を調べ始めると、多くの方が最初につまずきます。各社の公式サイトを見ても、価格表がほとんど出てこないのです。
「結局いくらなのか分からないまま、問い合わせるしかないのか」——そう感じた方に向けて、この記事では、主要サービスの料金公開状況(2026年7月時点)と、価格表がない市場で見積りを取り、比較するための考え方を整理します。
先に結論をお伝えすると、この市場で比較すべきは「表示価格」ではなく**「費用に何が含まれるか」**です。
主要サービスの料金公開状況(2026年7月時点)
国内の主なAIロープレサービスについて、公式サイトでの料金の扱いを確認しました。
| サービス名 | 公式サイトでの料金の扱い |
|---|---|
| PeopleX AIロープレ | 価格表の掲載なし。無料プランの案内あり |
| amptalk coach | 価格表は資料請求で提供。「ご状況に合わせて最適なプランをご提案」との記載 |
| exaBase ロープレ | 料金に関する記載なし |
| SAPI ロープレ | 「事業規模や研修課題に合わせて柔軟にカスタマイズし、お見積もり」との記載 |
| AmiVoice RolePlay | 料金は問い合わせで案内 |
| VideoTouch AIロープレ | 料金に関する記載なし |
| mimik AI | 料金に関する記載なし |
| Brain Plus for Sales運営会社 | 個別見積り。デモ・見積り依頼で個別に対応 |
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今回確認した範囲では、公式サイトに具体的な価格表を掲載しているサービスはありませんでした。ほとんどが個別見積り、または問い合わせ・資料請求による案内です。
※上の表は各社公式サイトの掲載状況(2026年7月時点)をまとめたもので、掲載内容は変わる可能性があります。最新の情報は記事末尾の参考URLからご確認ください。
なぜ価格表がないのか
「価格を隠している」というより、条件によって費用が大きく変わるので、一律には書きにくい。それが実情だと思います。法人向けAIロープレの費用を左右する主な変数は、次の通りです。
- 利用人数。何名分のライセンスが必要か。新人だけか、営業全員か
- カスタマイズの範囲。評価基準やシナリオを自社向けに作り込むか、標準のまま使うか
- 初期設定・導入支援。環境構築やシナリオ設計をどこまで任せるか
- 運用支援。導入後の定着支援・伴走をどこまで求めるか
つまり、同じサービスでも企業によって見積り額は変わります。逆に言えば、自社側の前提を整理してから問い合わせるほど、比較しやすい見積りが返ってきます。
見積りを取る前に整理しておく5つのこと
問い合わせの前に、次の5点を社内で言語化しておくことをおすすめします。
- 誰が使うのか。新人だけか、若手までか、営業全員か。拠点や部門はどこまでか
- 何のために使うのか。新人の立ち上がり短縮か、営業の型の標準化か、商談品質の底上げか
- 評価基準はどうしたいか。サービス標準の基準で足りるか、自社の営業プロセスに合わせたいか
- 管理者は何を見たいか。実施状況、スコアの推移、メンバーごとの弱点など
- 誰が運用を回すのか。社内だけで定着させられるか、ベンダーの伴走が必要か
この5つが決まっていれば、各社への依頼内容が揃うので、見積りを同じ土俵で比較できます。
見積りで確認したい費用項目
見積書が届いたら、金額の大小より先に「何が含まれているか」を確認します。主な費用項目は次の通りです。
| 費用項目 | 中身の例 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 初期費用 | アカウント設定、シナリオ・評価基準の構築 | 構築をどこまで任せられるか、自社の作業量はどれくらいか |
| 月額費用・ライセンス費 | 利用人数に応じた課金 など | 人数が増減したときの扱い、最低利用人数の有無 |
| 評価基準のカスタマイズ | 自社の営業プロセスへの合わせ込み | 標準基準で足りるか。変更する場合の費用と期間 |
| 管理機能 | 管理者用ダッシュボード、レポート | 基本料金に含まれるか、上位プラン限定か |
| 運用支援 | 定着支援、活用レクチャー、伴走 | どこまでが費用に含まれ、どこからが追加か |
| 契約条件 | 契約期間、更新・解約の条件 | 途中でプランを見直せるか |
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同じ「月額◯円」でも、評価基準の作り込みや運用支援が含まれるかどうかで、実質的な中身はまったく変わります。総額の安さではなく、自社の目的に必要な範囲が費用に含まれているかで判断するのが、失敗しにくい比較の仕方です。
「高い・安い」を判断する物差し
見積り額を見て高いと感じるか安いと感じるかは、何と比べるかで変わります。比較の物差しとしては、たとえば次のようなものが考えられます。
- 上司・先輩の時間。現在、ロープレの相手役や講評にマネジャーが割いている工数
- 外部研修の費用。単発の営業研修に支払っている費用と、その効果の持続期間
- 立ち上がりの期間。新人が独り立ちするまでの期間が短くなった場合の売上への影響
こうした自社の現状コストと並べて試算すると、投資として妥当な水準が見えやすくなります。ツールの価格だけを眺めていても、この判断はできません。
入口の費用感も、サービスによって幅があります。PeopleX AIロープレのように無料プランを用意し、まず個人や小さなチームで試せる方向のサービスもあります(2026年7月時点の公式サイトより)。最初の見積りを取る前にこうした無料枠で操作感を確かめておくと、比較の物差しがもう一つ増えます。
Brain Plus for Sales の料金の考え方
Brain Plus for Sales も、料金は個別見積りです。
理由は上で述べた通りで、採点基準「5ステップ70スキル」を自社独自の評価基準に変更できる設計のため、その設計・初期設定・運用支援の範囲が企業ごとに異なるからです。見積りの際は、利用人数・評価基準のカスタマイズ・運用支援まで含めて、どこまでが費用に含まれるのかを明示してお出しします。
「まず費用感だけ知りたい」という段階でも構いません。先ほどの5つの整理項目をお聞きしながら、デモとあわせてご案内します。
まとめ
AIロープレの料金は、ほとんどのサービスで個別見積りです。価格表が見つからないのは調べ方の問題ではなく、市場全体がそういう構造になっています。
だからこそ、比較のポイントは表示価格ではありません。
- 自社の前提(人数・目的・基準・管理・運用)を先に整理する
- 各社に同じ条件で見積りを依頼する
- 金額ではなく「費用に含まれる範囲」を見比べる
この手順を踏めば、価格表がなくても納得感のある比較ができます。AIロープレの選び方そのものについては、AIロープレツール比較の記事もあわせてご覧ください。
参考URL
- PeopleX AIロープレ
https://peoplex.jp/ai-roleplay/ - amptalk coach / AIロープレ
https://amptalk.co.jp/product/ai-roleplay/sales-development - exaBase ロープレ
https://exawizards.com/exabase/roleplay/ - SAPI ロープレ
https://suite.sapeet.com/roleplay/ - AmiVoice RolePlay
https://salesboost.advanced-media.co.jp/roleplay/ - VideoTouch AIロープレ
https://videotouch.jp/ai-roleplay - mimik AI
https://ai.peers.jp/mimik-ai
Brain Plus for Sales
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